「全然大丈夫です。」
「全然」のこんな使われ方を耳にするようになったのは10年くらい前からでしょうか。
よくこの文章は次のような理由でおかしいとされています。
「『全然』は否定文で使われるものだ。」
確かに「全然大丈夫じゃないです。」と否定にすれば正しくなりますね。
しかし次の文章はどうでしょう。
「全然ダメです。」
否定文ではありませんが,これをおかしいと言う人はいませんね。
更に,「全然大丈夫じゃないです。」「全然ダメです。」はどちらもマイナスのイメージがありますが,
では,「全然」はマイナスな時に使われる言葉なのでしょうか。
それならば,ここで後者を否定文にしてみましょう。
「全然ダメじゃないです。」
マイナスの否定でプラスになっていますが,これまたおかしいとは言われない文章ですね。
ということは,プラスを肯定する時のみ使われないということなのでしょうか?
「全然大丈夫」で検索かけたらこんなものを発見しました。
『全然〜ない』をいぢめる木亮手持ちの国語辞典でも2つ目に「全然良い」という用例が確認できました。
中学校の時の国語の教科書に「『とても』はもともと否定にしか使われなかった」というのもありました。
改めてみるといろいろ出て来るものです。
以上,木亮が気になっていたことを書いてみました。
posted by 木亮 at 22:08| 秋田

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